川根本町自然薯組合事務局木村章英

自然薯を作らなければいけないと思った

自然薯は美味しい!だからこそ、作る

自然薯を作る前から、山へ山芋を掘りに行っていました。

美味しいし、家族も喜ぶ。

      

だから、自然薯を自分で作ることができると聞いたとき

やらなきゃいけない、と思った。

自然薯を作っている方から

川根本町にも自然薯組合があると言われて入ったのですが

当時若手がいなかったんですね。

    

組合に入ってから、皆さんから自然薯の作り方を教えてもらい

自然薯を作るモチベーションも上がりました。

     

お茶もそうですが、寒暖差がこの土地の自然薯を美味しくしていると聞き

この土地での自然薯の栽培を、途絶えさせてはいけないと思いました。

    

今は、自然薯を川根本町の産物にしたいと思っています。

擦り下ろすと白い、綺麗な肌の自然薯

獣害もありますが、自然薯づくりで大変なのは

お茶の収穫期と自然薯を植える時期が被ってしまうこと。

    

ちょうど自然薯を植えるのは、茶の最盛期でもある4~5月なんです。

   

あとは最近の異常気象や、台風の度に畑が倒れてしまわないか心配になります。

今年は先輩農家に、支えの線を張ってもらいました。

この日は 先輩農家さんが、木村さんの自然薯の出来を見に 、畑まで来ていた。

自然薯を作り始めたことで嬉しかったのは

他の自然薯栽培をしている方々と交流ができたこと。

       

あとは何といっても、自分で作った自然薯を食べられるのが1番楽しい。

酒のつまみにもなりますよね(笑)

もともと川根茶を作っているのですが

茶時期以外は、もっとできることがあるな、と。

     

だからこそ、自然薯、キャベツ、ニンニクなども今栽培していますが

ゆくゆくは1年を通して農業で食べていけるような形態を作りたいと思っています。

    

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