山ちゃん農園
(自然薯生産者)
山下信郎

kawane jinenjo

川根の特産品自然薯を
継承していくためにできることを

増えていく耕作放棄地を自然薯畑に

祖15年ほど前から楽しそうだな〜と思ったことから自然薯の栽培を始めました。この辺は高齢者が多く、どうしても増えてしまう耕作放棄地を活用して自然薯を増やしていったら、
どんどん増えてしまって・・・やめるわけにいかなくなったんです(笑)。
年間に3500本の植え付けをしていて、12月の1か月だけで400箱(1箱3,4本入)の収穫を行うので、ほんとに大変です。川根本町の自然薯は、色も白くてきれいで、香りもよいものができるので、もっと若ければ放棄地を活用してやっていきたいんだけどね、あと数年で80歳。
後継者もいないので、困ったもんだと思っているんだよ。
今は小学校で自然薯の植え付けから収穫までの体験も行っていて、
子供たちが本当に楽しんでくれています。

苦労しても収穫する瞬間がなによりの楽しみ

最近では若い連中がグループで自然薯の栽培を始めてるみたいだけど、いもを育てた経験がないから、なかなかうまくはいかないようで。アドバイスはしてるんだけど、自然薯につく病気が大変だね。
私も作り始めて、5.6年は思うようにいかなく、7年目からようやく理想のものができるようになったから、うまくいくまでは大変だと思うよ。でも収穫だけは本当に楽しみでね。本当にそれだけ。
みんながおいしいとお替りしてくれると、嬉しくてまたやる気が出るもんなんだ。
あと数年たてば80歳。やりたいと思う人、みんなに教えてあげたい。
川根本町の人は、みんな良い人だから安心して移住してきて一緒に自然薯作ってくれると嬉しいね。良いもの作って日本全国の人においしいと言ってもらえるものを、継承していきたいよね。

山ちゃん農園

〒428-0313 静岡県榛原郡川根本町上長尾1087

TEL 0547-56-0825

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